和久津智には秘密があった。
持って生まれた〈呪い〉のせいで、初めて得た‘同類’たちにも、
自分が‘男’であることを告げられないでいた。
禁忌を破れば死をもたらす〈呪い〉の痣。
呪われた少女たちは、お互いの抱えたトラブルに立ち向かうため―――〈同盟〉を結ぶ。
ある時は賭けレースに出場し、ある時は地元のギャングたちと渡り合い、
力をあわせて平穏を勝ち取った‘少女’たちの前に、7人目と8人目の〈呪い〉の痣の持ち主が現れる。
騒がしくも楽しく、少し後ろめたい日々の中。
智は死んだ筈の姉、真耶が生きているという手掛かりを得る。
だが、身の回りに不可解な出来事が起き始め……。
それは、いまだ語られざる‘可能性’。
――――そして僕らはまた出逢う。





















